小1小2小3小4小5小6特別支援

雨の日の休み時間に教室でできる遊び20選

※Word文書をプレビューで表示している場合、表記にズレが生じる可能性があります。
データをダウンロードした際には正しく表記されます。

雨の日、校庭や体育館が使えず、元気な子どもたちが教室でエネルギーを持て余す…そんなときこそ、教室で楽しめる遊びを紹介しましょう。大声で叱る前に、「楽しく、けじめをもって過ごせる時間」を提案してあげることで、教室の雰囲気も穏やかになります。レクをする予定だったのに雨が降ってしまった…そんな雨の日レクにもおすすめです。

1人で楽しめる静かな遊び

●読書

お気に入りの本や図鑑に没頭する時間も、心を落ち着かせる良い時間です。活字が苦手な子には、
・『ウォーリーをさがせ』
・『ミッケ!』
など、視覚を使って遊べる本もおすすめです。

●折り紙

指先の操作性だけでなく、説明を把握する力、空間認知能力が向上する遊びです。作るだけでなく、「これは何を折っているでしょう?」と途中で当てさせるゲームにすると、周囲の子も参加できます。

●お絵描き

「テーマを決めて描く」「先生が出したお題を想像で描く」など、少しルールを加えると集中力もアップします。

●塗り絵

市販のものだけでなく、先生が手描きした簡単なイラストをコピーして使うのも◎。指先を使う作業は、落ち着きを促します。


2〜10人程度でできる遊び

●読み聞かせ

絵本を読むのが得意な子や、図書係の子が活躍できます。静かな雰囲気を作りたいときに効果的です。紙芝居もおすすめ。

●じゃんけん大会

【やり方】
全員で一斉にじゃんけんし、負けた子が抜けていく方式。最後まで残った子がチャンピオン!
トーナメント形式にしても、勝ち上がりが見えるので盛り上がります。

●あっち向いてホイ大会

【やり方】
じゃんけんで勝った人が「ホイ!」で上下左右のどこかを指さし、相手がその方向を向いたら勝ち。1回勝負でも、3回勝負でも◎。予選〜決勝トーナメントにすると本格的です。

●腕相撲大会

【やり方】
机の上でひじをつき、片手で相手と組んで勝負。男子も女子も盛り上がる定番。先生に挑戦するのもアリ!

●なぞなぞクイズ大会

【やり方】
先生が出題する形式や、子どもが順番に出す形式など。正解ごとにポイントをつけると白熱します。

●ジェスチャーゲーム

【やり方】
お題を引いた人が身ぶり手ぶりだけで表現し、他の人が何のマネをしているか当てる遊びです。声を出してはいけないルールにすることで、教室でも静かに楽しめます。

●伝言ゲーム

【やり方】
列になって順番に前の人が言った言葉を小声で伝えていき、最後の人が正確に復唱できるか試します。途中で意味不明な言葉に変わることもあり、大爆笑!

●カルタ

【やり方】
百人一首や地域のご当地カルタなどを使うと、遊びながら勉強にもなります。チーム戦で読み手を交代しながら行うと全員楽しめます。

●百人一首(五色百人一首)

【やり方】
難易度が調整された「五色百人一首」を使えば、初心者でも親しみやすく、短時間でも楽しめます。小テスト的に読み手役を交代しながら遊ぶと盛り上がります。

●いっせーのせゲーム

【やり方】
全員が両手をグーにして出し、親指を上げるか下げるかで人数をそろえる遊びです。
① 1人が「いっせーのー(数字)!」と言う
② 全員が親指を上げるかそのままか選択
③ 数字と親指の数が一致したら、その人は片手を下げる
→ 両手が下がった人の勝ち!

●ばりちっち(身体版いっせーのせ)

【やり方】
内向きの円になり椅子に座ります。
① 順番に「チッチッチッチ バリチッチ!(数字)!」と叫ぶ
② その数字に合わせて立ち上がる人数を予想する
③ 一致したらその人はゲームから抜ける
最後まで残った人が負け。

●黒板アートしりとり

 黒板にお絵描きしりとり。最後は作品を一つの大きな絵に仕上げても◎。

●連想ゲーム(テーマしばり)

 「“あつい”といったら”ラーメン”」→「”ラーメン”といったら”あつい”」→「”あつい”といったら…」という具合にリズムに乗って連想したことを言っていきます。リズムが外れたり、連想したものが頓珍漢だとアウト!

●モノマネ大会(動物・キャラクター)

恥ずかしがり屋の子も、見ているだけで楽しめる!


大人数(クラス全体)でできる遊び

●椅子取りゲーム

【やり方】
椅子を人数より1つ少なく用意し、音楽を流して歩きます。音楽が止まった瞬間に椅子に座り、座れなかった人が脱落。最後の1人が勝者。

●フルーツバスケット

【やり方】
椅子を円形に並べて座ります。1人が真ん中に立ち、座っている人たちは「りんご」「バナナ」「ぶどう」などの役に分かれます。
「バナナの人、移動!」などと指示を出し、該当する人が席を移動。その間に立っていた人も空いている椅子に座れたらセーフ。座れなかった人が次の鬼になります。
「フルーツバスケット!」と言うと、全員が席を移動します。

●なんでもバスケット

【やり方】
「昨日テレビを見た人!」「兄弟がいる人!」など、お題を自由に決められるフルーツバスケットの応用版。子どもにお題を出させると創造力が刺激されます。

●ハンカチ落とし

【やり方】
円になって座り、1人がハンカチを持って外側を回ります。誰かの後ろにハンカチを落とし、気づかれずに1周できればセーフ。気づいた人は追いかけてタッチできたら交代。

●花いちもんめ

【やり方】
2チームに分かれて横一列に手をつなぎ、向かい合います。「勝ってうれしい花いちもんめ〜♪」などの歌を歌いながら交互に進行します。
ジャンケンで勝ったチームは相手から1人を「もらう」形式。古風な遊びですが、実は現代の子にも人気があります。


まとめ

雨の日の教室は「退屈な時間」ではなく、「関係性が深まるチャンスの時間」。道具を使わずに楽しめる遊びを、子どもたちに紹介することで、落ち着きと笑顔のある空間づくりができます。あらかじめ遊び方を一覧にして掲示しておくのもおすすめです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました