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データをダウンロードした際には正しく表記されます。
答えは1つですが、解法がいくつもある算数の問題です。
児童に解法を説明し合う経験を積ませるのに最適です。
問題:8時20分の50分後は、何時何分でしょう。
①1分ずつ数える
もっとも初歩的な解法です。
途中で数え間違いをする可能性が高いですし、何よりも面倒ですね。
しかし、このやり方で解く子も必ずいます。
②5分刻みで数える
少しレベルが上がって、「5、10、15、…」と5飛びで考える解法です。


5飛びで数えることで、かなり楽になりましたね。
③10分刻みで数える
さらにまとまりを大きくして、「10、20、30、…」と10刻みで数える子もいるでしょう。

だいぶ早く解くことができそうです。
④半周する
時計は60分で1周するので、30分で半周です。
50分=30分+20分=半周+20分と考える解法です。

⑤1周して戻る
時計は1周が60分であることから、1周をした後に、多い分、戻る解法です。
50分=60分-10分=1周-10分 と考えます。

⑥時計を使わずに
1.一度00分を経由する
8時20分から40分経てば9時00分になります。
50分のうち、40分経ったので、答えは、9時10分
というように、一度○時00分までを考え、その後、足らない分を足す解法です。
2. 一時間過ごして多い分もどる
8時20分から60分(1時間)経てば、9時20分になります。
50分後を考えるのに60分後を考えてしまっては10分多くなってしまうので、10分戻って、答えは、9時10分
というように、一時間(60分)後を考え、その後、余分な分だけ引く解法です。
まとめ
このように、1つの問題に対して様々な解法があります。どのやり方が優れているという話ではなく、自分にとって、どの解法がやりやすいのかを話し合わせましょう。
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