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【中学年向け】水に慣れ、泳ぎにつなげる!楽しく学べる水泳の学習

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小学校中学年では、水への恐怖心を和らげながら、浮く・もぐる・進むといった基本的な水中運動の力を養うことが求められます。泳ぎの導入につながる「運動遊び」を取り入れたプールでの活動を5つご紹介します。


1. 流れるプールでグルグルタイム!

目的:水の流れを体感し、浮く感覚を味わう

クラス全員でプールの端に沿って同じ方向に歩くと、やがて「流れ」が生まれます。その流れに身を任せて浮いてみると、自然と浮かぶ感覚がつかめます。体が水に持ち上げられる不思議な感覚に、子どもたちは大喜びします。安全面に十分に注意すれば大変有意義な活動となります。


2. だるまさんがころんだ(水中ver.)

目的:息を止める・水中でバランスをとる

先生が「だるまさんがころんだ」と言っている間に、子どもたちは水中で息を止めて潜ります。止まったら浮かび上がって静止!鬼が振り向いているときに、水面から顔が上がっていたらアウトです。集中力とバランス感覚、水中での落ち着いた行動が育ちます。


3. バタ足リレー

目的:バタ足のフォーム習得

ビート板を持ってのバタ足リレーです。フォームを崩さず、しっかり水を蹴ると速く進むことができることを実感できます。チームで応援し合うことで、協力の大切さも学べます。


4. 水中じゃんけん列車

目的:水中での移動・姿勢のコントロール

水中で出会った友達とじゃんけん!勝った人の後ろにつながって、どんどん長い列になっていきます。水の中でバランスをとりながら進むことで、楽しみながら水中での姿勢制御が身につきます。


5. 浮いてみよう!ラッコチャレンジ

目的:背浮きの導入・安心して浮く技術の習得

ラッコのように仰向けでプカプカ浮く活動です。最初はビート板を使って浮かぶところから始め、自信がついたらビート板を外して挑戦!背浮きの導入として効果的です。


指導のポイント

  • 中学年は個人差が大きいため、「無理をさせない・焦らせない」ことが大切です。
  • 「楽しい!」「できた!」という小さな達成感を積み重ねることで、水に対する自信が育ちます。
  • 活動前後の体調確認、水分補給、安全指導をしっかり行いましょう。

中学年は、運動能力や理解力がぐんと伸びる時期です。運動遊びを通して、水の感触や楽しさを実感させながら、泳ぎにつながる力を少しずつ育てていきましょう。

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