※Word文書をプレビューで表示している場合、表記にズレが生じる可能性があります。
データをダウンロードした際には正しく表記されます。
新体力テストは、全国の小中学生が毎年受ける体力測定のひとつ。
「どうせならいい記録を出したい！」
「あとちょっとでA判定なのに…」
児童生徒はそんな思いで臨むことでしょう。
また、担任なら同じように、自分のクラスの子にイイ記録を出してもらいたいと思うでしょう。
そんな人のために、各種目の記録をグッと伸ばす裏技＆コツをまとめました！
実は、ちょっとしたコツと楽しい練習で、成績アップはもちろん、体を動かすのがどんどん楽しくなるんです！
1. 【50m走】スタートダッシュで差をつけろ！
コツ：
・スタート前に重心を少し前へ
後ろから少しでも触られたら前に倒れてしまうくらい前重心で待つ
うつ伏せで寝ている状態で最初に動かす足が前！
スタートの構えが同じ方の腕と足が出ている子も。違う方の腕と足が出るように！
・腕は大きく速く振る
手は力強く握らず、卵を握るように！
腕の振りでスピードを加速！
・地面はつま先で強く蹴る！
・スタート練習を繰り返す
最初の1歩を極めるだけで0.2秒縮まることも！
裏技：
・１個の輪ゴムを足首に付け、伸ばしてねじって親指につけます！ゴムの力で足の力が補強されます！
楽しい練習法：
だるまさんがころんだ（全力ダッシュver.）
→「ころんだ！」で一気にスタート練習！
５０ｍ一直線おにごっこ
→逃げる人がスタートして数秒後に鬼がスタート！５０ｍ走のゴールまで逃げ切れ！
2. 【立ち幅跳び】ジャンプの瞬間が勝負！
コツ：
・両腕を大きく後ろ→前に振る
リズムが大事！肘を伸ばしてタイミングが合うように！
・膝と足首を使って弾むように跳ぶ
足の親指を意識して地面を蹴るように！
・着地の時は足を前に突き出す
裏技：
・平均値や目標値、クラスの最高値などを縄で置いて目印にしましょう！
楽しい練習法：
新聞紙ジャンプチャレンジ
→「新聞紙を飛び越えられるか！」チャレンジ形式で盛り上がる！
立ち幅跳び鬼ごっこ
→全員が動けるのは「せ～の！」でジャンプ１回のみ！これを繰り返して鬼から逃げろ！
3. 【長座体前屈】脱・カタい体！
コツ：
・息を吐きながら前に倒れる
どれだけ脱力できるかが勝負
・手の指先で遠くを目指す
裏技：
・右手で鼻をつまみ、左手で右耳をつまみます。ヘソを覗き込むようにしてその場で10秒ダッシュ！嘘みたいですが、５cmは伸びます！
楽しい練習法：
じゃんけんストレッチ
→勝ったら10秒前屈、負けたら20秒…遊び感覚で柔軟！
友だちと前屈対決
→体育すわりで向かい合って手をつなごう。足の裏を合わせてだんだん膝を伸ばすと…。
4. 【握力】ただ握るだけじゃない！
コツ：
・握る位置はしっかり手のひらに合うように調整
時間がかかるからと調整しないのは×
・少し上向きにして握る
・声を出すと力が出ることも！
裏技：
・左右２回ずつ行うこの種目。１人が２回連続で行うより、全員が１回目が終わった後に２回目を行った方がいい記録が出やすくなります！
楽しい練習法：
ペットボトルつぶし選手権！
→1Lボトルを片手でつぶせるか!?
新聞紙ギュッと丸め対決
→片手でどれだけ速く丸められるか！
5. 【上体起こし】リズムが命！
コツ：
・一定のリズム、1秒に1回を目標に！
・腰の反動を使って効率的に
・足をしっかり固定！
補助者は足の甲に乗り、足をしっかり抱え込みましょう。
裏技：
・胸の前でバッテンにした手でしっかりと服をつかみましょう！手で自分を引き上げるつもりで動くと記録が伸びます！
楽しい練習法：
音楽に合わせて腹筋！
→お気に入りの曲に合わせてシットアップ！
ペア腹筋バトル
→交代で数を数え合って、どちらが多くできるか競争！
6. 【反復横跳び】ステップでリズム！
コツ：
・スタート直後のテンポがカギ
・足はラインぎりぎりでターン
・目線は前をキープ、頭はできるだけ動かさないで中央線の上に！
裏技：
・雑巾を濡らし、上履きで踏んでから行いましょう！靴が滑らなくなります！
楽しい練習法：
ステップビンゴ！
→マスにジャンプして指示された番号へ移動！
音楽ステップチャレンジ
→リズムゲーム風にステップ練！
7. 【ボール投げ】肩だけじゃない！
コツ：
・足を踏み込んで体をひねる
・投げる角度は45度が理想
・腕の振りだけでなく体全体で！
裏技：
・１ｍほどの高さの段ボールを置いて行うと、前ではなく斜め上を意識して投げられるようになります。
楽しい練習法：
玉投げ大会
→紅白に分かれて向かい合い、玉入れの玉を投げ合おう！玉が多い方の負け。
新聞紙ボールで的当て
→遠くのバケツに入れるとポイントゲット！
8. 【シャトルラン】最後は気力！
コツ：
・最初の20回は無理しない！
リズムに乗って楽しく気楽に！
・ターンは小さく、素早く
・呼吸を崩さないことが大事！
はじめは鼻呼吸を意識！苦しいときほど息を吐く！
裏技：
・一緒にやる人が大事！昨年度の記録をもとに速いチームと遅いチームに分かれて行いましょう。
楽しい練習法：
テンポ鬼ごっこ
→シャトルランのリズムでしか動けない鬼ごっこ！２回に１回は休憩。
２人組シャトルラン
→ペアと反対側のラインに立ち、向かい合ってシャトルラン！タッチをしたら元のラインまで戻ります。片方がラインまで戻れなければ２人とも脱落！
まとめ
体力テストの成績は、楽しみながら取り組むことでどんどん伸びます！
「やらされるテスト」から「自分の記録を伸ばす遊び」へ！
今回紹介したコツと楽しい練習法で、自己ベストを更新しよう！
コメント