※Word文書をプレビューで表示している場合、表記にズレが生じる可能性があります。
データをダウンロードした際には正しく表記されます。
「授業が少し早く終わってしまい、あと10分どうしよう…」
「担任の先生が急用で帰り、急きょ自分が授業をすることに…準備が何もない!」
そんな時に頼りになるのが、道具も準備も不要で、その場で盛り上がれる言葉あそびです。
今回は、「〇ッ〇(促音入りの言葉)」を探すゲームをご紹介します。
◆ 「〇ッ〇」の言葉を探そう!
この活動では、「〇ッ〇」の形をした言葉(促音“ッ”が入っている言葉)をできるだけたくさん探すことを目指します。
個人戦でもチーム戦でもOK!テンポよく進めると教室が一気に活気づきます。
◆ ルール
- 「〇ッ〇」の形になる言葉を探して書き出します。
- 例:「アップ」「ネット」「タップ」など。
- カタカナ語・ひらがな語の両方OK(※ただしルールは事前に統一しておくとスムーズです)。
- 重複した語は1チームのみ得点。
- 制限時間(例:3分)を設け、より多くの言葉を出せたチームが勝ち。
◆ 解答例(カタカナ)
アップ、ウッド、エッジ、オッズ、カップ、ガット、キック、グッズ、ゲット、
シック、セット、ゼット、タッチ、タップ、チップ、トップ、ドック、ドッグ、
ナット、ニッチ、ネック、ネット、ノック、バック、ハッチ、バッチ、ハット、
バット、パット、ヒット、ピット、ブック、フット、ヘッド、ベッド、ペット、
ホット、ポット、ラッコ、リップ、レッド、ロック、ワット
◆ 解答例(ひらがな・漢字)
いっこ(一個)、いっき(一気)、いっち(一致)、ざっか(雑貨)、ざっし(雑誌)、
しっと(嫉妬)、しっぷ(湿布)、しっぽ(尻尾)、せっき(石器)、そっぽ、
だっこ(抱っこ)、だった(脱兎)、とっさ(咄嗟)、なっぱ(菜っ葉)
◆ 発展のアイデア
- 五十音制限ルール:「“さ行”で始まる〇ッ〇を探そう」など
- お絵描きタイム:出てきた言葉を絵に描いて当て合う
- 意味クイズ形式:代表者が1語を選び、その意味を説明して当ててもらう
- 低学年向け調整:3文字でなくても「ッ」が入っていればOKにする
◆ 指導のポイント
- 低学年では「促音(小さい“つ”)」の表記ミスが出やすいので、活動を通して正しい使い方の理解にもつなげられます。
- 活動後に「この中で、どんな意味?」と問いかけると、語彙の定着にもつながります。
- 書き出し式が難しい場合は、口頭でテンポよく発表形式にするとより取り組みやすくなります。
◆ まとめ
「〇ッ〇」の言葉あそびは、手軽で学習にもつながる優秀なスキマ授業ネタ。
語彙力・表記力・発想力を育てつつ、自然とクラスの一体感も生まれます。
スキマ時間に“意味のある遊び”をお探しの先生に、ぜひおすすめです!
コメント