※Word文書をプレビューで表示している場合、表記にズレが生じる可能性があります。
データをダウンロードした際には正しく表記されます。
学校現場で盛り上がる定番の遊びといえば「鬼ごっこ」。体力づくりや集団行動の訓練にも役立ちます。さまざまなタイプの鬼ごっこを紹介します。体育の導入やクラスレク、放課後の自由遊びにも最適です!
① 変わり鬼(通称:タッチ鬼)
基本ルール
- 鬼を1人決め、他の子は鬼が10秒数える間に逃げる。
- 鬼が誰かにタッチすると、その人が次の鬼になり、前の鬼は逃げる側へ。
発展ルール例
- 「3分後に鬼だったら負け」など、制限時間を設けると緊張感アップ。
- 「3回鬼になったら失格」など、記録を取ってゲーム性を高めるのもおすすめ。
ポイント
・すぐにできて導入に最適。短時間でも盛り上がります。
② 増え鬼
基本ルール
- 鬼を1人決め、他の子は鬼が10秒数える間に逃げる。
- 鬼が誰かにタッチすると、タッチされた人も鬼になる。
- 最終的に全員捕まえたら鬼の勝ち。
ポイント
・終盤になるほど鬼の数が増え、スリル満点!
・走るだけでなく、戦略的に動く力も養われます。
③ 色鬼
基本ルール
- 鬼が「赤!」「青!」など色を宣言。
- 逃げる人は、その色の物に触らなければならない(服や靴など身に着けている物は不可)。
- 鬼は、その色を触っていない人をタッチできる。
ポイント
・色の認識や素早い判断力を鍛える遊び。
・室内や物が多い場所に向いています。
④ 高鬼
基本ルール
- 高い場所(遊具、台、ベンチなど)にいる人はタッチされない。
- ただし、同じ場所に10秒以上とどまるのは禁止。
ポイント
・空間認識力や体のバランスを養えます。
・安全確認を徹底して実施しましょう。
⑤ 川鬼
基本ルール
- 平行な線を2本引く(体育館のラインでもOK)。
- 鬼はラインの間に立ち、逃げる人はラインからラインを走って渡る。
- 移動中にタッチされたら鬼と交代。
ポイント
・ダッシュ力やタイミングの判断力が鍛えられます。
・観戦者も応援しやすく、全員が楽しめる構成にしやすいです。
⑥ 氷鬼
基本ルール
- タッチされた人はその場で凍りついたように動けなくなる。
- 他の逃げる人が触ると「溶けて」再び動ける。
ポイント
・仲間との連携プレーが求められる協力型の遊び。
・「助ける喜び」や「役に立つ嬉しさ」が味わえます。
⑦ バナナ鬼
基本ルール
- タッチされた人はその場で両手を上げ「バナナ」のポーズで固まる。
- 他の人が1回タッチすると片手、もう1回で両手が下がり、復活できる。
ポイント
・氷鬼よりも遊びに変化がつき、動きのバリエーションが豊富。
・笑いが起きやすく、親しみやすい遊びです。
⑧ 電子レンジ鬼
基本ルール
- タッチされた人はその場で固まり、鬼でない2人が「チン!」の掛け声とともに腕を下ろすと復活。
ポイント
・想像力を使ったユーモラスな動きが魅力。
・協力型要素もあり、低学年にも人気です。
⑨ けいドロ(警察と泥棒)
基本ルール
- 「警察」と「泥棒」に分かれ、警察が逃げる泥棒を捕まえる。
- 捕まった泥棒は牢屋(事前に決めた場所)に入る。
- 泥棒は仲間がタッチすると脱出可能。
ポイント
・チームプレイが中心。ルールを整理してから始めましょう。
・グループで作戦を立てることもでき、思考力のトレーニングにも。
⑩ シークレット鬼ごっこ
基本ルール
- 全員が目を閉じて座り、審判がこっそり何人かを「鬼」に任命。
- 「スタート!」の合図で一斉に動き出す。
- 鬼にタッチされた人は座る。誰が鬼かわからないのが特徴。
ポイント
・推理と心理戦の要素が加わり、盛り上がり必至。
・高学年向きのレクにぴったり。
⑪ 直線鬼ごっこ(かけっこ鬼)
基本ルール
- 鬼はスタートラインの5m後方に立ち、逃げる人はその前に立つ。
- 「よーいドン!」の合図でスタートし、50m走のゴールまでタッチされなければ勝ち。
ポイント
・スタートダッシュとスピード勝負。
・体育のかけっこの導入にも活用できます。
⑫ 尻尾取り鬼
基本ルール
- タオルなどをズボンの後ろにはさみ「尻尾」にする。
- 他の人の尻尾を取る。取られた人は退場(座る)。
- 最後まで尻尾が残っていた人、たくさん取った人が勝ち。
ポイント
・動きのバリエーションが豊富で、反射神経も鍛えられます。
・全員が鬼&逃げる役なので一体感が生まれます。
⑬ 逃走中(アレンジ鬼ごっこ)
基本ルール
- 鬼(ハンター)を3人決め、他の子どもには秘密のミッション用紙を2枚配布。
- ハンターは10秒数えた後に追いかけ開始。
- タッチされた人は牢屋へ。
- 逃走者は笛の合図でミッション用紙を読み、内容をこなす。
ミッション例
- 1分以内に10人が逆上がり(できなければハンター増加)
- 5人が上り棒のてっぺんに到達(できたら制限時間が1分短縮)
- 10人が審判にハイタッチ(できたら捕まっている逃走者を解放)
ポイント
・テレビ番組風のスリル満点の遊び。
・事前準備が必要だが、子どもたちに大人気です。
✨ 他にもこんな鬼ごっこも!
- ペア鬼:2人で手をつないで逃げたり追いかけたり。協力性アップ。
- 音鬼:逃げる時に音を立てたらアウト。静かに動く練習に。
- ゾンビ鬼:鬼はゆっくりしか動けないが、徐々に増えていく。
📝まとめ
鬼ごっこは、遊びながら体力・判断力・協調性を育む絶好の活動です。子どもたちの発達段階や場所の広さに応じて、ルールをアレンジして活用しましょう。
コメント