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身の回りのものの速さ、どのくらいでしょう!?

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授業で「速さ」について学ぶとき、子どもたちにとって「身近なもの」が例に挙がると、学習がぐっと楽しくなりますよね。今回は、身の回りにある「ものの速さ」をいくつか紹介します。授業の導入や話題作りにぜひご活用ください!

1. 回転寿司のレーン

  • 速さ:秒速0.5 m(時速約1.8 km)
  • くら寿司やスシローなどの回転寿司で、お皿が乗ったレーンがぐるぐる回っています。意外とゆっくりで、歩くより少し遅いくらいの速さです。遅すぎるとお寿司が乾いてしまうし待ち時間が長くなり、速すぎるとお皿を取りにくいので、きちんと計算されて速さが定められたそうです。

2. エスカレーター

  • 速さ:秒速0.5 ~ 0.7 m/s(時速1.8 ~ 2.5 km)
  • 駅やデパートのエスカレーターは、歩くよりもゆっくり進んでいます。のんびり進む感じですね。

3. エレベーター

  • 速さ:秒速1 ~ 3 m/s(時速3.6 ~ 10.8 km)
  • ビルの高さによって違いますが、だいたいこれくらいの速さです。高層ビルのエレベーターはもっと速く、10 m/s(36 km/h)を超えるものもあります。

4. 新幹線

  • 速さ:時速285 km(東海道新幹線の最高速度)
  • 日本が誇る高速列車!速さのスケールがぐんと大きくなりますね。

5. 地球の自転

  • 速さ:時速1,670 km(赤道上の場合)
  • 地球は1日に1回自転しています。赤道上ではなんと時速1,670 kmもの速さで動いているのです!普段は感じませんが、とても速いですね。新幹線の何倍も速く動いていることに児童生徒はとても驚くことでしょう。

6. 風

  • 風速10 m/s(時速36 km)で「やや強い風」
  • 台風では風速20 m/s(時速72 km)を超えることも。外で風を体験できるので、実感しやすい例です。

7. 自転車

  • 速さ:時速15 ~ 20 km(普通の自転車で走ったとき)
  • 通学やお出かけで使う自転車も、身近な「乗り物の速さ」の良い例です。

8. 自動車

  • 速さ:時速60 km(街中の道路)
  • 車に乗っているとき、これくらいの速度が多いですよね。これと新幹線や飛行機の速度を比べると、速さの感覚がつかめます。

9. 飛行機(旅客機)

  • 速さ:時速900 km(巡航速度)
  • 空を飛ぶ飛行機はとても速く、遠い場所に短時間で行けます。地球の自転と比べてもなかなかの速さですね。

まとめ

「速さ」といっても、身の回りには本当にさまざまなものがあります。子どもたちが普段から目にしているものと、「ものすごく速いもの」を比べると、速さの感覚がつかみやすくなります。授業の中で、「自分の身の回りのもので、どんな速さのものがあるかな?」と問いかけてみるのも良いですね。

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