※Word文書をプレビューで表示している場合、表記にズレが生じる可能性があります。
データをダウンロードした際には正しく表記されます。
算数の授業では、習ったことを使って問題を解く時間が必須です。
最近では、協働学習により、話し合うことに重点が行き過ぎて、一人で問題を解く時間がとても少なくなってしまっている傾向があります。
ただし、単に問題に取り組ませればよいというものでもありません。児童には個人差があるからです。習熟度の異なる児童に対して、どのように練習問題に取り組ませればよいでしょうか。
練習問題の行わせ方も吟味して、学習内容がきちんと児童に身につくようにしましょう。
個別最適の学びが大事です。たくさん問題を解かせることも大事ですが、問題のレベルを提示して児童に選ばせることは大変有効です。
⇒教科書の練習問題を行わせる際に、教科書のマークを意識してみましょう!
教科書会社によって表示は異なりますが、どの教科書でも、問題のレベルごとに色分けがされているはずです。
↓時間がないときは水色問題だけを解かせます。①②ではなく①⑤を解かせます。

『ほじゅうのもんだい』も↑△は通常レベル、〇は発展レベルとなっています。教科書会社によって表示の違いはあっても、難易度別の問題が用意されているはずです。
どちらを解くのかを選ばせてもいいですね。
児童の習熟度によって問題の難易度を選ばせるのは大切なことですが、気を付けなければならないのは評価問題です。評価問題は一律の問題でないと評価ができません。
・算数が得意なA子が難易度の高い問題を間違えた。
・算数が苦手なB子が難易度の低い問題を解いた。
となると、正しい評価ができなくなるためです。評価問題は共通のものにしましょう。
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