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データをダウンロードした際には正しく表記されます。
お金を使うとき、「どれくらい必要かな?」と見積もることがありますよね。この「見積もり」のしかたは、人によって少しずつちがいます。それは、その人の性格や考え方によって変わるからです。
たとえば、「351円の文房具と、138円のお菓子を買いたい」と思ったとします。このとき、親に「おこづかいを何円もらえば足りるかな?」と考えますよね。
そのとき、どんなふうに見積もるでしょうか?
- 「351円はだいたい350円、138円は140円くらいかな」と考えて、
→ 350円+140円=490円 と見積もる人もいれば、 - 「ちょっと多めにもらっておこう」と考えて、
→ 400円+200円=600円 とする人もいるかもしれません。 - 「ぜったいに足りないと困るから…」と、
→ とりあえず1000円もらっておく! という人もいるかもしれませんね。
ちなみに、わたしはちょっと心配性なので、足りなくなるのがこわくて、400円と200円で600円 もらっておこうと思ってしまいます。
こんなふうに、見積もり方には人それぞれの考え方があります。これは答えが1つに特定されない算数の問題です。
「自分だったら、いくらもらうかな?」を友だちと話し合ってみると、おもしろいかもしれません。
なお、「348円は350円、138円は150円」といったように、「50円のところで四捨五入」する見積もりの方法は、教科書ではくわしく学びませんが、ふだんの生活ではよく使われています。こうした身近な方法も、うまく使っていけるといいですね。
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