【1時間目】
1人1個、算数セットの時計を用意
T:いつもみんなは何時にねているの?
児:(発表)
T:じゃあさ、その時刻を時計で表してみてよ
児:(操作)できくなてOK
T:今日は、時刻を時計で表してみよう!
課題:じこくをとけいであらわそう
T:みんな、とけいのはりってどうやって動くか知ってる?
はりが動くまで見てみよう
児:(時計をみる)
T:時計の針はいつも同じ方向に動きます。この回り方を「右回り」って言うんだよ。
6の近くでは、左に動いているけど、
自分が時計の真ん中にいるとして考えます。時計の真ん中にいる人から見ると針はいつも右に動いています。
T:短い針と長い針が、両方とも12を指すように針を動かしましょう。
児:(操作)
T:この時刻が12時です。
T:長い針を右回りに1周させて、もう一度12の場所で止めましょう。
短い針は、どこを指していますか?
児:1です。
T:この時刻は、1時です。もっと丁寧に言えば、1時0分です。
短い針が何時、長い針が何分を表します。
長い針は、12を指していますが、この数字は、短い針だけが使える数字です。
ですから、長い針の指している何分を見るときに、数字に騙されてはいけません。
(以下、同じように12時まで)
T:じゃあ今度は、先生が見せる時計と同じ時刻にしてね。
(一瞬にしたり、逆さで提示したり…)
T:つぎは、先生が言った時刻を時計で表そう。
(一旦、時計をしまわせて)
T:次は、先生が見せる時計の時刻を言ってみましょう。
(一瞬にしたり、逆さで提示したり)
T:では、自分の寝た時刻を時計で表そう。
(寝た時刻を忘れた人は9時)(8時半の人は8時)
T:(児童の時計を見て)あれ?みんな9時に寝たの?もう学校の時間じゃん。
T:時計は、短い針が2周したら1日です。ですから、時計だけでは、午前か午後かわかりませんね。1日1周しか回らない時計も売っていますけどね。
まとめ:とけいの長いはりは、なんじ をあらわします
【2時間目】
T:前の算数の時間では、みんなの寝る時刻を時計で表しましたね。
でもさ、○○ちゃんは、8時半に寝たって言ってたよ。
8時半って時計でどうやって表すのかね。
課題:なんじはん をとけいであらわそう
T:8時半の「はん」って何だろうね。
児:ハンバーグ・半分・チンギスハン
T:8時半の半は、実は半分の半なんです。どこが半分なんだろう。時計を動かして調べてみて?
児:一周の半分
T:ケーキを半分こするときは、真ん中を切るよね。
8時半って、8時と9時の真ん中なんだよ。
(時計操作8時→9時→8時半)
みんなも一緒にやってみよう(言いながら)
T:あれ、でも、長い針が6を指しているから、8時6分?
児:違います。長い針は数字に騙されちゃダメって先生が言ってたんだよ。
T:あれ⁉先生の時計壊れちゃった!!短い針が変なところにあるよ!
児:そういうものです。
T:短い針も、8と9の真ん中にあるね。
T:短い針が数字のところにないと何時だかわからなくなっちゃうよね。
例えばこれは何時半?:(2時半の時計を提示)
児:2時半・3時半
T:うまく、これは何時だ!っていう方法はないかね?
児:(思考・相談)←多分出てこない
T:実は、前の授業で先生はヒントを出しているんだけど…
時計って何回り?
児:右回り
T:6のところでは左に動いているよ?
児:時計の真ん中に立つの
時計の真ん中に立った時に、短い針の左にある数字が時間!(でるかなぁ…)
T:わからない人には、最後の奥の手があります!
2時半かな3時半かなって悩んだら、小さい方の数字を選んでください!
(少しやって見せる)
ただし!12時半と1時半の時だけは別です!この12時半は、0時半のことですから、
12時半と1時半で悩んだときは、数は大きいけれど12時半を選ばなくてはなりません。
まとめ:とけいで、なんじはんを あらわすとき、ながいはりは半分の所をさします。
P49の練習問題
コメント