小1

『どちらがおおい』かさの学習・全時間・授業の流れ

【1時間目】

異なる大きさの4つの入れ物に、異なる色のビニールテープを貼っておく

(4つの入れ物を提示)

T:この入れ物にジュースを入れるだけ入れて、プレゼントします!
  ジュースがたくさん入る方がいいよね。どの入れ物が一番ジュースが入るかね?
  どれが一番入らないかねぇ?
  ジュースがもったいないから、まずは水で考えてみるよ。

問題:水が多く入る順に並び替えましょう。

課題:水の量を比べる方法を考えよう。

T:予想タイム!(一番多く入るものから、一番入らないものまで順位付け)
T:まずは、〇色の入れ物(いちごの)と◇色の入れ物(キムチの)を比べましょうか。
  どっちが、たくさん水が入るのか考えて、どうしてそう思うのか、どのように確かめるのかを考えよう。

(シンキングタイム)

C1:片方に水を入れる。(出なくてOK)
C2:〇の入れ物を◇の入れ物に入れる。
T:楽にできるのはどっち?→C2(水を使わないから)

  (やってみる)

T:◇の中に、〇がすっぽり入りました。ということは…
C:◇の方がジュース(水)がたくさん入る。
T:じゃあ入れ物の中に入れ物を入れれば、入る水の大きさを比べられるのか!

  (やってみる)

   入ったね!

C:とび出てるからダメよ!
T:じゃあどうする?

(シンキングタイム)

C1:片方に水を入れて、もう片方に入れる。
C2:透明の大きな別の容器に入れる。(でなければスルー)
C3:コップなどの小さな別の容器に入れる。(でなければスルー)

T:まずは、C1について考えてみるよ。
片方に水を入れて、どうするの?
C:水が溢れたら、先に水を入れてあった方が水がたくさん入る。
T:溢れなかったら?
C:後に水を入れた方が水がたくさん入る。
T:じゃあやってみるよ。
  (予想と確認)

(時間によってはここまで)

まとめ:どちらに水がたくさん入るのかは、かたほうに水をいれて、もうかたほうにうつしてくらべるとわかる。

振り返り

 

【2時間目】

問題:△の入れ物と×の入れ物はどちらが水がたくさん入るでしょう。

T:片方に水を入れて、もう片方に入れればいいんだよね!
⇒盛大にこぼす!!

課題:ちょくせつ水を入れられないときの、水の大きさの比べ方を考えよう。

見通し

(シンキングタイム)

(児童に前に来させて、実際にやらせてもOK)

C:片方の入れ物に水を入れて、もう片方の入れ物に水を注いで、水面のところに記しをつける。 線より、上ならば、がたくさん入って、下ならば少ない。

  (丁寧に確認!!!)

予想と結果の確認

まとめ:おなじいれものに水をいれかえて、水の高さで比べることができます。

△3の問題を一緒に解く。

振り返り

 

【3時間目】

問題:△の入れ物と×の入れ物では、どちらがどれだけおおくジュース(水)が入るのでしょう。

課題:水の大きさがどれだけ違うのかを表そう

T:「どれだけ」という言葉があるね。
  前に同じように「どれだけ」っていう問題があったんだけど…(教科書ノート戻らせる)
C:長さだ!
T:水の大きさのことを「かさ」と言うよ。
  「かさ」も長さと同じように、数で表せば、「○○のいくつ分ちがう」とどれだけ違うのかが表せるね。
T:さぁ何を使う?(さりげなくコップを提示)
C:コップ!
T:じゃあコーヒーの入れ物の水と、ワインの入れ物の水をコップに入れるぞ。
  (別々の大きさのコップに入れる)
C:ダメです。
T:どうして?
C:コップの大きさが違う。
T:長さの時も、使うものの大きさ同じにしたよね。
(正しく測定)
答え:~の入れ物の方が、コップ□分多く水が入る。

まとめ:水のかさを数で表すには、同じ大きさのコップ何杯分かを考えます。

振り返り

 

【4時間目】

課題:水のかさを、コップ何杯分で表そう。

入る水の量を、コップ何杯分かで表す。

⇒以前の結果通りになったか確認

教科書P58の問題

(時間があれば)

遠く離れれいる人と比べるときはどうするかね?
同じコップって言っても伝わらないよね…。

(自由な発想でOK)

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